切るモン、刈るモン、まかせるモン
~耕作放棄地の草刈り~
この事業の主な目的は、ステップ1である「雑草がない状態を保つ」ために、地権者から依頼を受けた農地や耕作放棄地の草刈りを行います。
皆さんは、日本にどれだけの耕作放棄地があるか知っていますか?
日本には、2016年の時点で、約2,760平方キロメートルもあり、これは佐賀県の面積に近い数字です。
耕作放棄地が増えると、病害虫の発生による被害が出たり、土地の見栄えが悪くなったり、ゴミの不法投棄など多くの悪影響がもたらされます。特に、中山間部で耕作放棄地が増えると、鳥獣による被害が発生し、生活に支障を来すまでになってしまいます。
そこで、「定期的な草刈りによって、耕作放棄地は農地回復状態を保てるのではないか」という考えと、地域の雇用を増やすことにもつながるため、草刈り事業を行うことを決めました。
これまでには、草刈り実験を行いました。また、実験栽培中の農作物の草刈りにも使用しました。自走式の草刈り機なので中学生女子でも操作することができました。
草刈り機の貸し出しと、依頼を受けた土地の草刈りを行おうと考えています。